大人の隠れ家的な名店が多く佇むここ神楽坂。
JR山手線内側のほぼど真ん中に位置する立地で、街を歩くは落ち着いた雰囲気漂う大人たち。新宿や池袋と比べても若者が少なく感じるのは気のせいではないだろう。
そんな大人な街神楽坂にも銭湯があり、今回はその内の一軒「第三玉の湯」をご紹介したい。
神楽坂の癒し銭湯<第三玉の湯(だいさんたまのゆ)>
“大人の隠れ家銭湯”と題を付けたが、第三玉乃の湯さん自体は別に奥まった隠れたところにあるわけではない。
神楽坂駅~飯田橋駅に向かう、もしくは神楽坂駅~牛込神楽坂駅へ向かう途中にある「大久保通り」沿いに構えているので、地図を頼りに向かえば迷うことはないのでご安心いただきたい。
<基本情報> 第三玉の湯
第三玉の湯(神楽坂駅)の基本情報はこちら
<設備・特徴> | ||
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サウナ | 露天風呂 | 炭酸泉 |
電気風呂 | ジェットバス | 水風呂 |
住所 | 東京都新宿区白銀町1-4 |
営業時間 | 15:30-25:30 |
定休日 | 毎週水曜日 |
電話番号 | 03-3260-9326 |
URL | 参考:第三玉の湯 |
<アクセスマップ>第三玉の湯
第三玉の湯のおすすめポイント
神楽坂駅や飯田橋駅から徒歩圏内の第三玉の湯さん。
リニューアルオープンに伴い脱衣所や浴室は清潔感にあふれているが、それ以上に筆者が癒された第三玉の湯さんのおすすめポイントを紹介する。
①.キリッとした熱さの「あつ湯露天風呂」
第三玉の湯さんのおすすめポイントとしてはまずこの「あつ湯露天風呂」だ。
少し詰めれば4~5人は入れるであろうこじんまりとした露天風呂だが、おすすめポイントはその湯の温度。浴室内のお湯は入りやすい40℃前後だが、露天風呂に関してはキリっとした熱湯(約44℃)である。
温度調節が効いていないのではなく、「あつ湯露天」としてこの温度に設定されており、露天風呂であつ湯が楽しめるのは都内の銭湯でも珍しい。熱いお湯が苦手な方もいるかもしれないが、このキリっとしたお湯に浸かれば不思議と溜まった疲れや体のコリが抜けるような感覚になる。
サウナがわりに「あつ湯⇔水風呂」を繰り返す方も多く、第三玉の湯さんのおすすめポイントのひとつだ!
②.「炭酸泉」と「強力ジェットバス」に癒される
ボタンで稼働する「強力ジェットバス」も第三玉の湯さんのおすすめポイント。ジェットバスといえば家風呂ではなかなか味わえない銭湯ならではの設備だが、ここのジェットバスはかなり強力な水流。油断していると飛ばされるぐらいの強力ジェットバスで溜まった疲れも吹っ飛ぶ。
また、ジェットバスの隣に構える「炭酸泉」もこれまた癒されポイント。少しぬるめの炭酸泉にゆったり浸かれるのも贅沢ポイントである。
③.湯上りのアイスは格別
アイスボックスに入ったアイス販売がどこか懐かしい。訪れたのは師走近づく寒空のもとだったが、夏冬関係なく湯上りの火照った体で食べるアイスはいつでも格別である!
フロント横には小さな休憩スペースもあり、混んでいない日の湯上りはここでゆったりしてから帰るのもおすすめだ。
最後に:銭湯の後は隠れ家名店へ
年に一回、学生時代の友人と「その日は値段を気にせず美味しいものを食べる」といった企画で気になった街の少し贅沢なお店を訪れることが毎年の恒例となっていた。そんなこんなで今回行きついた街が「神楽坂」であったわけだ。
この度お邪魔したのは神楽坂隠れ家寿司「鮨 三國(みくに)」さん。
「神楽坂×お寿司」ということで、友人共々に少し畏まった気持ちで構えていた。しかし、訪れてみると店内はお洒落な檜のカウンターで格式高い雰囲気はしたものの、店員さんも気さくに話しかけてくれたり、店内BGMが最近のJ-POPであったりとリラックスして食事ができた。
料理とともに話を聞いてみると、神楽坂ながらも気軽に美味しい寿司を味わってもらいたいといった想いからそのようなあまり固すぎない雰囲気にするよう気を付けているとのことだった。
大人の街神楽坂にふらっと寄れるような街の銭湯があるのかと当初は心配していたものの、第三玉の湯さんに訪れてみて大正解であった。
良き風呂と美味しいものにありつけた大満足な休日。みなさんも是非機会があれば訪れてみてはいかがでしょうか。