風呂友として仲良くさせてもらっている同僚K村さんと、会社近くのラーメン屋に向かう途中の話。「あまみって知ってます?」のひとことから銭湯対談が始まった。
今回の登場人物
当サイト「俺の銭湯」管理人
自称、セミプロサウナー
しょちゃんの同僚
合コンをこよなく愛するやんちゃ男子
銭湯情報には常にアンテナを張っている
「あまみ」ワードから始まった銭湯対談
いつも通りお気に入りのラーメン屋に向かう道中、聞き慣れないワードが…
しょちゃんさん、コロナやばいですけど最近サウナ行ってます??
行ってます行ってます!やっぱサウナ入らないと疲れ取れないっすから。
流石っす。ちなみに、サウナで“あまみ”でます??
ん…?なに??いまなんて言いました??
“あまみ“っす!”あ・ま・み“!!
「あまみ」!?なんすかそれ?サウナででる??妖怪かなんかですか??
“あまみ“っすよ!!”ととのえ親方“とかがよくTwitterで言ってるあれっす!
「さっきから何を言ってんだろK村さん…サウナ入りすぎて頭イカレちまったのか??」と一瞬心配したものの、詳しく話を聞いてみるとこういうことらしい。
サウナで出る「あまみ」とは??
なんか、サウナ出た後に肌にでるらしいんですよ、あまみ。
ん?肌に??あれ?もしかして…あれのことか…
サウナと水風呂を繰り返すと、なんか体に”まだら模様”がでるらしいんですよ。それが”あまみ”ってやつです!
あ!!それ、この前でました!
「これ何だろな?」とちょっと心配したんですけど、あれが”あまみ“ってやつっすね!
そうそうそれっす!あまみが出るサウナは「良いサウナ」らしいっすよ!
ふむふむ、なるほど、、「サウナの”あまみ”」とはサウナ中やサウナ後に肌に現れる現象のことらしい。自称セミプロサウナーを公言してきた者としてちゃんと理解しておかなきゃいけない!という謎の使命感が湧いてきたわけです。
ということで…
サウナのあまみ、調べてみました!
サウナに入っているときや、サウナ⇔水風呂あとに体の表面にでる「あまみ」の正体とは?
「あまみ」ネーミングの由来
ある一説によると、サウナ大好きブロガーの方がネーミングされそれが広まったとの噂。
「あまみ」という言葉自体が地方の方言らしく、皮膚にできる斑点(はんてん)のことをそう呼ぶとのこと。
火に当たって、皮膚にできる斑点。
あまみができてしもた(火だこが出来てしまった)
引用:goo辞典
関連した言葉を組み合わせた造語か何かと思っていましたが、まさか元々ある方言だったとは、、勉強になります。
「あまみ」のメカニズム
「あまみ」のメカニズムには血管が関係しています。
人の体の血管は体が熱くなると膨張し、逆に寒くなると収縮する仕組みとなっています。体が火照ると皮膚が赤くなるのは皆さんご存じですよね?その逆に、冬などに体が冷えると肌が青白くなることがあるかと思います。それは、私たちの体の中に流れる毛細血管の動きが影響を受けているというわけです。
サウナで体が火照ると同時に血管が膨張、その後に水風呂に入ると同時に血管が収縮します。それにより、血が集まるところと、そうでないところとが別れ、皮膚の表面の色に影響がでるとうわけです。
サウナ⇔水風呂のルーティンこそ、体(血管)が温まる⇔体(血管)が冷えるを交互に繰り返すことで、まだらな模様が皮膚に現れるというメカニズムなんですね。
あまみは体に良いの?悪いの?
見た目がちょっとグロテスクなあまみですが、実際に体に”良い”のか”悪い”のか気になる方も多いのではないでしょうか。
あまみの健康説は所説ありますが、良い悪いは一概に言い切れないとのことです。まあ、医学的な根拠や臨床実験などの結果がないので、どうとも言えないのが本音なところですね。
※ちなみに、体に出たあまみは少しすると自然に消えていくので、心配しないでください。
<結論>サウナは素晴らしい
あまみ=良いサウナだ!と決めつけていましたが、、そうとは断言できないんすかね??
確かに、断言はできないですけど…
でもでも、私の経験上ですが、「あ~、今日のサウナも最高だ。癒されるなぁ」といつも以上に感じたサウナの後は不思議と「あまみ」の斑点が体によく出てた気がしますよ。そもそも、サウナ自体が体にも心にも良いものというのはサウナ通なら誰もが信じていることっすよね!
結論、「サウナは最高!」ということですね!
そ、そうっすね!!いや~、サウナ最高!!(..ちょっと強引な気もしなくはないが、、、)
そんなこんなで風呂好き同僚K村さんとの銭湯対談は幕を閉じたのであった。
サウナ通な方も、サウナに興味を持っている方も、是非ともあまみと出会えるお気に入りサウナを探してみてはいかがでしょうか。
<<おまけ>>
ちなみに、K村さんと食したラーメンがこれ(某塩系ラーメン屋辛みそまぜそば)!!
いや~、絶品でした!
あまみが出たサウナ後に食べたら更に旨いことだろう…☆”